確定申告
どうも~、りっきーです。
今回は確定申告についてまとめました。トラリピ・トライオートFX・トライオートETF限定の構成になっています。



用意するもの

トラリピとトライオートFX、トライオートETFで利益が出たのでe-Taxで確定申告してみました。

トライオートETFでは評価損が多いので利益と呼ぶには程遠い状況ですが、損切りしていないので年間の利益としては既に確定しています。

2018年中にロスカットして損失が出ている方も3年間にわたり損益通算ができますので、確定申告しておきましょう。
サラリーマンがe-TaxでFXの確定申告をするために用意するもの

・源泉徴収票
・残高総括表(マネースクエア)
・期間損益報告書(インヴァスト証券)
・マイナンバーカード&カードリーダーライター(e-Taxで使用します)
・経費の領収書(通信料等)

なお、マイナンバーカードを持ってなくとも、税務署に行ってID・パスワード方式の届け出を行なえば、ID・パスワード方式で確定申告できちゃいます。カードリーダーライターも不要です。

わたしは、ネットワークビジネスをしてた頃に青色申告をするためカードリーダーライターを持ってましたが、売却してしまったので持っていません。それ以前にマイナンバーカードを作ってません(^_^;

また、マイナンバーカードをお持ちの方はAndroidスマホのNFC機能を用いてリーダーライター代わりにすることもできます。iPhoneは非対応なようです。
詳しくは公的個人認証サービスポータルサイトにて

わたしは、2018年4月よりトラリピをスタートしていますので、通信料については2018年4月から経費計上しています。

ただし、事業ではないため、経費は通信料(スマホ通信料・光回線を30%計上)とAFP会費・受講費のみ計上しています。これが妥当かどうかは個々人の考えによると思います。また、サブ機に使用している格安SIM回線については経費計上していません。

いずれブログ等の収益が形になる日がきたら、税務署に開業届を出して、通信料以外も計上したいところです。

各社の報告書を入手する

【トラリピ】
マネースクエアトレードログイン画面のメニューから報告書→残高総括表を選択
期間:2018年1月1日から2018年12月31日まで→「ダウンロード」をクリック
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(マネースクエアのWEBより)

【トライオートFX・トライオートETF】
トレードログイン後、ファイルアイコンをクリック→期間損益報告書タブを選択
期間:2018年1月1日~2018年12月31日→「ダウンロード」をクリック
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(インヴァスト証券のWEBより)

【補足】幣ブログでもたびたび紹介していますが、株価指数CFDの岡三オンライン証券とサヤ取りで紹介しているFXプライム by GMOは、未決済ポジションについては確定申告をする必要がありません。
決済した年の確定申告をする際に申告すればOKです。

事前確認

では、実際に入力していきしょう。
国税庁確定申告書等作成コーナーへアクセスします。

「作成開始」をクリック
01

「e-Taxで提出する」をクリック
02

ここでは「ID・パスワード方式により提出する」にて説明していきます。
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「利用規約に同意して次へ」をクリック
04

税務署で取得してきた利用者識別番号と暗証番号を入力して「次へ」をクリック
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OKをクリック
06

わたしの場合、過去に青色申告したことがあったので税務署でもカンタンに呼び出すことができました。しかし、古い住所の情報でした(あとで修正可能です)。
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これで事前確認と準備は完了です。

申告書等の作成

作成作業に移ります。
平成30年分の申告書等の作成から「所得税」をクリック

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「左記以外の所得のある方(全ての所得対応)」の「作成開始」をクリック
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「e-Taxにより税務署に提出する。」を選択。
生年月日を入力し、「入力終了(次へ)」をクリック
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ここでは、総合課税(給与所得等)についての説明は長くなり過ぎるため省きます。
源泉徴収票を元に入力を済ませた前提で進めます。

「分離課税の所得」の項目から先物取引に係る雑所得等の「入力する」をクリック
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1.所得区分…雑所得用を選択
2.取引の内容
種類:トラリピ、トライオートFX…外国為替取引、トライオートETF…店頭CFD取引
決済の方法:差金等決済
必要経費等:通信料、セミナー受講料等を入力します。

トラリピ…残高総括表の実現損益合計額を入力
トライオートFX&トライオートETF…期間損益報告書の実現損益内訳の合計を入力(キャッシュバックは除きます)
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「もう1件入力する」をクリックして、トライオートFXやトライオートETFを入力します。
必要経費はいずれか一つの欄に入力すればOKです。
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重要ふるさと納税をワンストップ特例の申請書で提出されていた場合、確定申告を行うとワンストップ特例を受けることができません寄附金控除欄に改めて入力する必要があります。
意外と盲点なので注意が必要です。
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そのほか税額控除等あれば入力します。
住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)については総合課税にて入力していた値が自動的に入っていました。

全て入力したら「入力終了(次へ)」をクリック
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計算結果確認画面です。
わたしの場合、納付する金額は「0円」でした。納付する気満々だったのですが、意外でした。
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「次へ」をクリック
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住民税についてはサラリーマンであれば「給与から差引き」を選択で問題ありません。

会社に知られたくないのであえて「自分で納付」を選ぶ方もいらっしゃるようです。
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住所・氏名等を入力します。
古い情報が載っていたので、わたしもこの画面で修正しました。
「入力終了(次へ)」をクリック
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提出先税務署や提出年月日等の情報を入力します。
税務署でID・パスワードを取得された方は、提出先税務署が予めセットされているかと思います。
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マイナンバーを入力します。
お持ちでない場合は通知カードの個人番号を入力します。
申告書等作成終了「次へ」をクリック
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印刷・送信

帳票表示・印刷をクリック(ここでダウンロードされるファイルは送信前の確認用PDFとなります)
心配な方はここで実際に送信される情報を画面上か印刷して最終確認することができます。訂正が必要であれば、申告内容確認・訂正をクリックして訂正します。

「次へ」をクリック
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利用者識別番号の確認と必要に応じてそのほかの質問事項に答えます。
(デフォルトはいいえが選択されています)
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送信前にデータ保存したい場合は、「入力データを一時保存する」をクリックします。
「次へ進む」をクリック
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いよいよ送信です。
「送信する」をクリック
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「受付結果を確認する」をクリック
26

「送信票等印刷へ進む」をクリック
27

「帳票表示・印刷」をクリック
「次へ進む」をクリック
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来年に備え、「入力データを保存する」をクリック※【補足】を参照
「終了する」をクリック
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【補足】確定申告書データの保存
「入力したデータをダウンロードする」をクリックして「h30syotoku.data」を保管しておきます。
※一時保存と同様、クラウドに保存されるわけではなく、PC内に保存されるので大切に保管しましょう。
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以上、お疲れ様でした(*^-^*)

FX会社からの情報は税務署でも把握していますので報告書の現物の提出は不要です。

領収書等についても提出は必要ありませんが、5年間は保管が必要です。万一税務調査が入った場合等に備え、説明できるようにしておきましょう。

ではまた(^^)/~~~
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