障害者と資産運用
どうも~、りっきーです。
これは健常者には語れない、りっきーだからこそタブーネタに触れます。誰もが避けたい内容なはずです。
もともと特化ブログではとてもじゃないけど先行者には勝てないと思っているので、幣ブログは雑記ブログでいきます。

あと、“昔の自分へ書くつもり”であれば、この記事を読んだら頑張れる気がするので。
もしかしたら今まさに起きているよ!という人のためになるかもしれませんし、需要がなければ忘れられるだけのことです。



1.障害者に資産運用は必要か?

障害者とはいえ、障害部位や症状でまったく異なってくるので一言で語ることはできません。
ただし、私個人としては、“障害者雇用で働ける”、“PC操作・スマホ操作ができる”人であれば資産運用することをオススメしています。

なぜならば、いつまでも障害福祉が続くとは限らない、と思っているからです。
今の日本、そしてこれからの日本は人口ボーナスではなく人口オーナス(人口減少)の時期を迎えているからです。

以前、こんな記事を見かけました。HIV関連の記事なので手前味噌な情報で申し訳ないです。
「こんなに長く生きられるとは思わなかった。でも、生き続けるのも苦しい」
「すぐに死ぬなら、正社員になる必要はない」と非正規雇用で食いつないだ。
「早くに長生きできるとわかったら、将来設計ができたかもしれないが、もう無理。親が元気なうちに死にたい」
2015年3月5日ヨミドクターの記事より引用
なんともショッキングな記事です。3年前なのでそんなに古いわけでもないですが、当時この記事を私も読んでいました。このブログのために引っ張ってきました、的なものではありません。

最近でこそ“資産運用やブログをはじめて楽しい”なんて親しい間柄にも話している私ですが、感染から11年心から楽しいと思えたことはなかったですね。
とは言え、半分は私の責任で病気になったわけですから、今も重く受け止めています。

けれど誰も好きでこんな病気にかかったわけではありません。

しかし、先ほどの引用記事にもあった「長生きできるとわかったら、将来設計ができたかもしれない」のことばには、他人事とは思えない無念さと将来の不安を感じざるを得ませんでした。

2.資産運用して少しでも楽に生きよう

もう、このひと言に尽きる気がします。健常者であれ障害者であれ、少しでも楽に生きたいものです。

しかし、勘違いしてほしくないのが、身体にムチ打ってでも働いて資産運用しなさいとは思わないということです。繰り返しになりますが、障害の程度は人それぞれだからです。

私は障害年金は受けたことはありませんが、病気の悪化や障害の程度が進んでどうにもならない状況になってしまったら、国のセーフティーネットに頼るしかないと思っています。

私自身、医療費の受給はありますが、この先いつまでも約束されているわけではありません。幸い、7年前に障害者枠で採用になり今も仕事を続けられていますが、その仕事もまたいつまでも約束されているわけではありません。

改良が続けられ、私も何度か変更となった抗HIV薬ですが、いまだに副作用に悩まされ続けているからです。仕事ができて当たり前ではなくなる日がくるかもしれません。

体調がいいと“まるで病気じゃないみたいだな”なんて思う瞬間もあるんですが、病気のしきい値が低いとでも表現すればいいのか、ちょっとしたことで別の病気にかかりやすい、老いが早くきている、と感じるからです。

だからこそ、資産運用が必要なのです。
もしかしたら、障害者こそ、セミリタイアが必要なのかもしれませんね。

3.投資のきっかけは突然に

ブログにすることでなにかカッコイイように勘違いするかもしれませんが、私が投資をはじめたのは「なぜ投資をはじめた?」にあります。全然かっこよくない。

それがなかったら、いまもただひたすら障害者雇用枠(非正規)の仕事を淡々と続け、土日はただ休んで…のルーティンだったと思います。

そこへ風穴をあけたとするならば、そんな状況下にある親のことが発端とはいえ、感謝しかないな、と思うわけです。

まず始めたのが「なぜ投資をはじめた?」にもあるように、iDeCo(個人型確定拠出年金)です。

先ほどの記事ではないですが、11年前まさに病気にかかって目の前が真っ暗な時に、よし!個人型確定拠出年金(当時はiDeCoの名称はない)に入ろう、なんて思うでしょうか?

まったく思いませんでした。むしろ、
  • あと何年生きられるか
  • どう生きていけばいいか
それしかなかったですね。当時は派遣会社に登録して派遣の仕事をしていましたので、もう底辺中の底辺、資産運用どころではなかったです。

まさに弱り目に祟り目人生\(^o^)/オワタ だったのです。

4.投資が面白くなってきた

もう、読むのしんどくなりました?
離脱してる人もいるかもしれませんね。でも書きます(笑)

40代も半ばとなると、正直新しいことにチャレンジする気が失せてきます。この先の人生で転機なんてないと思ってました。

ところが、iDeCoからはじまったのをきっかけにネットで情報収集を続けていくと、若いブロガーさんの情報量に圧倒され、徐々に手を広げることになります。

ひふみ年金を調べていてあっきんさんのブログにつながり、トラリピを知ります。
なんだよ、FXかよ…と当時は思ってました(スミマセン)。

ブロガー、アフィリエイターさんがいい記事を書けば書くほど、私は始めたくなり、iDeCo→つみたてNISA→ロボアドバイザー→トラリピ→株価指数CFD→トライオートETF→ズロチ円/ユーロ円サヤ取り→トライオートFX…といまに至っています。

5.ブログまで開設することに

正直、ブログをやろうなんて思ってませんでした。

ずーっと以前のこと、ブログブームが到来したときにYahoo!ブログをやったっきり放置してましたので、まさかまた開設することになろうとは思ってませんでしたね。

でも、面白いんですよ、Twitterのタイムライン見てるとこんなオッサンでも“よっしゃ、やったる”みたいにパワーをもらうというか感化されるというか。それまでTwitterなんて抽選用アカウントと化してましたから。

ブログをはじめてみると、あまりの書けなささに落ち込むし、神ブロガーさんはさらに先へ行くし。
いまもその繰り返しです。

ふつう、道を歩いてて気がついたら山を登ってました…なんてあり得ないと思ってましたが、いま現実に起きてるんですよね。何かに惹きつけられるようにここまできちゃったんです。

とにかく、いまは楽しいと思えることができたので続けてる、ただそれだけなんです。

でもそれって大切なことなんじゃないですかね。自虐的に“人生では世界大恐慌を経験したりっきーです”なんて使ってますが、この11年を払拭するひとつのきっかけになったんじゃないかな、って思います。

過去の自分にこのブログを届けられたらいいんですけどね。

以上、長々と失礼しました
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